1996-05-21 第136回国会 参議院 内閣委員会 第8号
横須賀市役所等の調査によりましても、国の方は、艦船停泊地周辺水域のヘドロなどの捨て場であって、米軍が独自に行うものではない、この用地の利用計画はない、こういうのがずっと一貫した姿勢だったんですが、今やこれができ上がって、さらにここに利用計画があるというようなことが実は明らかになっています。
横須賀市役所等の調査によりましても、国の方は、艦船停泊地周辺水域のヘドロなどの捨て場であって、米軍が独自に行うものではない、この用地の利用計画はない、こういうのがずっと一貫した姿勢だったんですが、今やこれができ上がって、さらにここに利用計画があるというようなことが実は明らかになっています。
横須賀市役所の人がそう言ったのですがね。何にするのだと言ったら、入ってきた船が原子炉を停止をする、そして今度は出港時には加熱をして始動をする。そうすると、冷却水というのは液体ですから、加熱されれば容積がふえる、ふえればあふれる。つまり冷却水は表に出るわけですね。その繰り返しをやっていたというわけです。愛知さんが私のところに来られて、幾ら言ってもアメリカが聞かないのだ、わかっていることを。
ただ、あの土地を関東物産に売った橋本政刀氏という人が八割方造成したということを当時述べておるし、同時に横須賀市役所の指導課の石井さんという人の説明でも、大体橋本氏によって切り盛りがされておったということを証言をいたしております。だとすると、六千円が三倍の一万八千円になるということに私は大きな疑問を持っておる、こういうふうに指摘をいたしたのであります。この解明についてはされないままであります。
そのときに、横須賀市役所を中心にして非常に心配してあわてたことがございますが、このときも、何かその結果をあまり発表したがらぬというかっこうが出ておったわけであります。これはそのことを隠そうとしておられるのか、あるいはまたこのことに対してかまえがないのか。どっちであっても私はいけぬと思うのですね。
私が聞いている限りにおきましては科学技術庁の森さんという技官がおられるそうでありますが、その方が、もうすでに日本無線ですか、そこと契約書をかわして、その契約書の写しを持って横須賀市役所へ行って、こういう事情だからやってもらいたい、予算はすべてトンネルなんだから市には迷惑はかからないはずだというふうなことで説得をしたそうであります。